遅ればせながら...
昨日、東日本大震災の募金をした。
この一週間、自分でも何かしたいという気持ちだけが空回りして...
募金をするならばどこが一番ためになる使い方ができそうな気がするか...
だって、例えなけなしのお金を募金したとしても、募金詐欺だったり、奇妙な何とか法人に吸い上げられでもしたら、悲しくて仕方がない。
そこで、迷い迷って、結局日本赤十字社宛に振り込んだのだけれど...
震災復興というのは...
かつて私が20代の未だ青年と呼べる頃、阪神大震災があった。
そしてしばらくたって、今度は中越大震災があった。
そのいずれもで、震災直後はみんなよくしてくれるけれど、復興には時間がかかるために、その後の継続的なフォローが必要との話を聞いた。
そして、
今回の震災の規模が半端ではなく大規模なことは、周知の事実である。
復興にも、近年の2つの震災の比ではないくらいの資金と労力が必要なことも。
さらに、東北太平洋沿岸、三陸沿岸には、極めてよい釣り場がたくさんあって、おそらくは、間違いなく私などよりもずっと、はるかに釣の好きな人たちも被災しているに違いない。
そこで、釣が好きな人間ならではの復興支援策、それもある程度継続的に続けられるであろう策を考えてみた。
それが、
メモリアルフィッシュ募金。
簡単に言うと、自分の中でメモリアルな魚を釣ったときに、一口募金をするというもの。
その魚種、サイズが何cmであっても構わない。
ただ、釣から帰って祝杯を挙げたくなるような結果のときに、その祝杯を被災地の方々とともに分け合おうという考えである。
この主旨は、震災復興支援を決して一過性ではなく、継続的にある程度長期にわたって行うことを目的と考えたので、少しハードルを高めに設定してみた。
また、小額振込みは、振り込み手数料だけがかさんで割が悪くなるので、ためておいて、ある時期にまとめて振り込むのもアリだと思う。
記録については、どのサイズをメモリアルと考えるかはその人、地域差があるため、各人の感覚次第で。
そして金額についても無理無く継続できる範囲で。
ちなみに、私自身が考えた記録基準はこんな感じである。
◇メモリアルフィッシュ募金
メバル 30cm ¥3000 28cm ¥1000
ソイ 30cm ¥3000 28cm ¥1000
カサゴ 30cm ¥3000 28cm ¥1000
アジ 30cm ¥3000 28cm ¥1000
アオリイカ 30cm(1kg) ¥2000
シロギス 30cm ¥5000 28cm ¥1000
カレイ 40cm ¥3000 35cm ¥1000
クロダイ 45cm ¥2000 38cm ¥1000
シーバス 80cm ¥3000 65cm ¥1000
コロダイ 65cm ¥3000 50cm ¥1000
ヤマメ(アマゴ) 30cm ¥3000 28cm ¥1000
ビワコオオナマズ 1m ¥3000 80cm ¥1000
ブラックバス 55cm ¥3000 48cm ¥1000
鯉 1m ¥3000 90cm ¥1000
以下シーズンに合わせて
魚種、サイズ、金額はそのときの気分次第。場合によっては匹数のときもあり。
一人一人にできること。
それを考えて、実行することこそが大事だと思う。
決して独りよがりや、押し付けにならないように。
〔追伸〕
復興支援物資として、セーターの送付を考えたのだが、ネットで調べたところ衣類関連は受け付けていないところがほとんどのようである。
TVでは連日寒さに震える被災者の方々が映っているのに、妙な感じがする。
確かに、送られてくるものによっては仕分けの方が大変な場合もあるだろうけれど。
私のサイズはかなり大きめサイズ(2L~4L)のため、使いでもありそうに思ったのだが...
支援というのも難しいものである。
◇日本釣振興会 募金
http://www.jsafishing.or.jp/info20110316.html
◇日本赤十字
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/l4/Vcms4_00002074.html
※募金をする際には、必ず募金振込先を確認し、募金詐欺でないことを確認してから募金して下さい。