おじさんはすこし不機嫌...
先の土曜日の晩、釣れないながらも、漁港の片隅でそろりそろりと釣りを続けていたのであるが...
そんな折、一台の車が、とまった。
後ろにプレジャーボートを牽引しており、明朝の釣りに備えて寝る場所を探しているようだったのだが...
と、見るともなしに見ていると...
おじさん、といっても、30~40代?、が三人車から降りてきた。
そして、そのうちの一人がかなり明るめのLEDライトを点けて、あたりを照らし始めた。
はじめは周辺から、そしてあたりを照らしまくり...
さらには私を照らしまくった挙句に...
水中をくまなく照らしまくる...!
その挙句、
「釣れますか~?」
ときたもんだ!?
散々無礼千万なことをされて、すっかり頭にきていたところ、おだやかに「釣れますか~?」とこられても、
「釣れる釣れないより前に、水面を照らしまわるのをやめてくれ!(怒怒怒怒怒)」
と答えるしかなかったのだが...
最近、かなり性能の良いLEDライトが、すっかり普及した。
私自身、結構明るめのものを、かなり以前から愛用しており、今までの温かみのある豆球ライトでは、
すこし心もとないなあ、というところでも安心して歩けるようになった。
ところが、今まで見えなかったものが見えるようになると、見てみたくなるのが人情というもので...
釣り場で釣りをしている最中に、やたらとビカビカ照らされることが多くなった。
さらに、それだけでなく、どやどやと集団でやってきて、人が釣りをしているその周辺の水面(水中)まで、
情け容赦なく照らしまわる連中も増えたのである。
その昔、今もか? 夜釣りの時には、水面を照らすのはご法度で、タモ入れのときのみなるべく手元のみを
照らす程度に抑えるというのが、通例だったように思うのだが...
増してや、人の釣りしている水面を照らすなんてもってのほか、だと思っていたのだけれど...
さらに、防波堤の上を歩くときなどでも、足元のみを照らすようにして、決して人の顔を直接照らすようなこと
はしないものだと思ったいたのだが...
釣りだけでなく、他のこと同様、時代はすっかり移り変わっていて、こんなことを気にするほうがおかしいのか...
こんなことで頭にくるということは、自分がすっかりおじさんになってしまったのか...
まあ、人をとやかく言うのではなく、単に自分の頭にくるから怒る、というのであればよいのかなあ...
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