まだまだ梅雨は続く?
また今日も曇り空である。
各地では、大雨による災害、土砂崩れなどのニュースが相次いでいる。
厄災に合われた方には、くれぐれもご冥福を祈ります。
大雨による被害というと、日頃から水際で遊ぶことを常としている私にとっても、他人事ではないのだ。
幸いにも、私自身の怖がりな性格により、釣りに行っていて悪天候によって怖い目にあったことはない(ような気がする)。
たんに怖い目・痛い目にあった、ならば滑ったこけたでチョコチョコ合ったように思うが、それもにっちもさっちも行かないほど困ったことはなかった。
普段からの注意の賜物か、はたまた、たんに運がよかったことなのか...
その中で、大きなものといえば...
そうそう、今から5年ほど前のことである。
ところは北海道の東の果ての標津町というところの少し北にある忠類川というところに鮭を釣りに行ったときのこと。
その前々日に台風が通過したこともあり、川は泥濁りで釣りもできず、川だけ見て引き返したのだが...
国道まで戻るための林道が、未舗装で、ところどころに水溜りもあり、いい感じに車もスライドしながら走っていたのだが...
とあるコーナーで速度を出しすぎていて、滑った車はそのまま道の外にある木に激突してしまった。
運がよかったことに、木にぶつかった反動で車は道に戻ったのだが...
すぐに車を路肩に止めて、外に出て様子を見てみるとぶつかった左側がかなりのダメージを受けていた。
左前のライトは割れ、フレームはゆがみ、ボンネットは浮き上がり、左後ろのガラスは割れ、車内に割れたガラス片が散乱し...
しかし、何とかそのまま自走はできたのだが...
左前フレーム内を通っていたコードの束が、フレームがゆがんだ際にかなり切れてしまったらしく、ライトはつかない、エアコン、ファンも回らない、その他種々の電装が効かなくなっていた。
そのまま標津の町に行き、お店でビニールとガムテープを購入し、事故証明を取るため交番に行った。
交番には誰もいなかったので、駐車場に車を入れてガムテープで割れた窓、浮き上がったボンネットの隙間などを貼り付けていると、おまわりさんが帰ってきて、その後事故証明を作ってくださったのである。
その夜は雨だったが、先にガムテープ貼りしていたため問題なく、夜があけて雨が上がった後、断線していたコードを結び、そのまま帰路に着いたのだった。
ただ、帰路といっても北海道の東の果てから、当時住んでいた滋賀県まで、途中フェリーに乗るといっても、自走距離600km強の道のりだったのである。
途中何度も車を止め、ガムテープの具合を見ながら、特に大きな問題もなく帰り着くことができた。
帰宅後、車屋に持ち込んだが、結局はそのまま廃車になってしまった。
とまあ、これはこれでその当時大きな思い入れをもって乗っていた愛車を失うという、大きな痛手を負ったものの、自身の体自体は少しの打ち身と、かすり傷のみですんだのだった。
まあ、全ては運がよかっただけなのだろうが...
くれぐれも事故には気をつけましょう。
ここまで書いているうちに、他にも痛い目にあったことを思い出してきたので、そのうちに書くことにいたしましょう。
そして、それを読まれた方々に、すこしでも注意喚起できれば、と思います。
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