2008年06月02日
ちから糸

サンライン(SUNLINE) スーパーキャスト テーパーちから糸 15m×10本
ここの所しきりに力を入れているのが、投げ釣りである。
過去にもず~っと投げ釣りはやっていたものの、それなりの道具で、それなりの釣りだった。
それでも、近場のシモリを狙ったアイナメ釣りや、それほど遠くないポイントで釣れるキスなどはそこそこ釣れたものである。
で、その頃からナイロン細糸+ナイロン力糸は使っていた。
しかし、3年ほど前から少しまじめに遠くを狙ってみようとPE道糸を使用し始めたところ、遠くに飛ばせる、というよりもむしろ、そのアタリの鮮明さにシビれてしまったのである(笑)
さらに、その際一生懸命行っていた場所がサーフで、しかも70mくらいのところにかけ上がりがあり、その先まで投げられないと釣りにならないことも多々あった。
いいかえると、その先が狙えれば釣れる事が多かったため、投げる楽しみも出てきたのである。
で、今年からより本格的に取り組み始め、竿、リールはもとよりPE道糸やPE力糸も使い始めた。
しかし、道糸+力糸のライン代だけでも馬鹿にならないのである(苦)
特に、少しでも遠くに投げようとして、力加減を間違えてミスキャストしてしまい、力糸から先が飛んでいってしまったときには、目がウルウルしてしまう(苦笑)
まあ、まだタングステンシンカーまでは手が出し切れないので、もう少しましなのだが、それでも昨今のメーカー様によるオモリの大幅値上げから、かなり苦しくなっているのは事実である。
で、リールとともに購入した替えスプールには、道糸は同じでも力糸はナイロンが巻かれていたりするのだ(苦笑)
しかし、ナイロン力糸で通常の店で売られているものは、ほとんどが先糸12号のもので、なんとなく太すぎて”飛ばないんでは?”とおもってしまうのである。
そのとき見つけたのがこの先糸8号の力糸だ。
すぐにこの商品の2-8号・15mを購入してみた。
で、実際の使用感。
シマノCXクラスの投げ竿に30号のオモリで投げてみた。
道糸:PE0.8号+力糸:ナイロン2-8号
指をかけるとやはり細い。PEのようなでこぼこがないので、よけいに細く感じた。
で、最初はおっかなびっくり投げてみると...振り始めからかなり伸びる感じが伝わってくる。
全く問題なく飛んでいく。そこで、徐々に力を入れてみた。
さらに糸の伸びる感じが明確になり...CXの竿がEXになり、さらに胴に乗るような感じ(笑)
それでもオモリは飛んでいく(笑)
私のウデでも最長120mくらい飛んだ。ただ、伸びが気になって、100%の力を入れていたとは思えない(笑)
次にEXクラスの竿で、25号のオモリ。
竿はさらに軟らかく、胴調子となり(なった感じ)、少し前に使用していたあまり反発の強くない竿の使用感を思い出すような感じ。
それでも、最長で100m強くらい、コンスタントに80~90mくらいは飛ばせる。
感想として、PE力糸に比べると、ラインが伸びるせいか少し飛距離が落ちる気がする。
ナイロン12号の力糸と比べると、飛び云々よりも、伸びが少々気になることと、8号とはどこまで持つのか?という疑問から、まだ力いっぱいは振れていないように思うため、今後もう少し使ってみてからの話となるだろう。
ただ、もう少し時期が進み、近場で2~3色で釣れるようになれば、全く問題なく使用できると思う。
なにしろ価格は安いし、さらにその伸びる感覚を逆利用し、ほんの少しの力で竿が曲がっている気になるため、あまり力をいれずに投げるときには、タイミングがとりやすい気がするのだ。
そして、25号オモリ・80-100mくらいでは、感度についても全く問題ないと思う。
まあ、道具はなんでもそうであるが、使用する時、場所を選べば使えるものだ。
とはいえ、本来は、ルアーのショックリーダーなんかによさそうな気もするのである(8号=30lbsくらい?)
Posted by Shimo at 13:50│Comments(0)
│道具記
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