2008年09月08日
噛みチギる!噛み砕く!!
先の書き込み書いたとおり、久しぶりにちぬを釣った(釣れた?)
そして、本当に久しぶりに口の中をしげしげと覗いて見た。
釣りをする人ならば、そしてちぬを釣ったことのある人ならば、ご存知のことと思うのだが、ちぬの歯は非常に凶暴な?歯であり、さらに噛む力も非常に強いため、うかつに指でも噛まれようものなら大変なことになる。
かくいう私も過去に30cm代後半のちぬから針を外そうとして、すっぱりと指先を切られたことがある(苦笑)
さらにもっと小さなちぬには、ガジっと噛み付かれて、指先に点傷がつくとともに血が中々止まらなくなったこともある(苦笑)
まあ彼らの食性、つまりなんでも食う、貝でもカニでもバリバリ食う!を考えれば、至極当たり前のことなのだが。
さてここからが本題である。
魚の中に”タイ”と名のつくものは多い。何種類いるのか見当もつかないほどである。
ところが、マダイを筆頭に(?)本家本元のタイ科の魚はたったの7種類である。
マダイ、チダイ、クロダイ、キチヌ、キダイ、ヘダイ、ヒレコダイの7種(さらに本当は7属13種類)だそうな。
今よりもかなり昔の話になるのだが、この本家本元のタイを同分類するか?ということが、魚類分類学の一大テーマだったそうな。
通常魚の分類は、特定の部位のうろこの数(主に側線)だったり、鰭(ヒレ)の形だったり、棘(キョク)の数・長さ、その他にもさまざまな方法が用いられているのだそうな。
その中で、1960年代に、それまでのタイ科魚類の分類に一石を投じ、さらに決定打にしてしまった分類法というのが、なんと歯だったのだそうである。
その分類方法を考え出し、発表したのが赤崎先生という方である。
はるかな昔、私がまだ学生だった頃、私の研究室の隣の研究室の教授が赤崎先生だったこともあり、タイ科の分類方法について成書になったものを読んだことがあったのだが、今ではすっかり忘れてしまった。というよりも、今回ちぬを釣るまで、そのようなことは忘れてしまっていた。
といって、思い出したからといって、その詳細は私の頭の中からはすっぱり消え去ってしまっているのだが、なにやら懐かしく思うのである。
皆様も、タイ科の魚を釣ったときも、じっくりと口の中を見てみてください。
そしてその堂々たる歯並びを見て、これがかつて世紀の大発見になったのだ、としみじみと思ってくださいな(笑)


そして、本当に久しぶりに口の中をしげしげと覗いて見た。
釣りをする人ならば、そしてちぬを釣ったことのある人ならば、ご存知のことと思うのだが、ちぬの歯は非常に凶暴な?歯であり、さらに噛む力も非常に強いため、うかつに指でも噛まれようものなら大変なことになる。
かくいう私も過去に30cm代後半のちぬから針を外そうとして、すっぱりと指先を切られたことがある(苦笑)
さらにもっと小さなちぬには、ガジっと噛み付かれて、指先に点傷がつくとともに血が中々止まらなくなったこともある(苦笑)
まあ彼らの食性、つまりなんでも食う、貝でもカニでもバリバリ食う!を考えれば、至極当たり前のことなのだが。
さてここからが本題である。
魚の中に”タイ”と名のつくものは多い。何種類いるのか見当もつかないほどである。
ところが、マダイを筆頭に(?)本家本元のタイ科の魚はたったの7種類である。
マダイ、チダイ、クロダイ、キチヌ、キダイ、ヘダイ、ヒレコダイの7種(さらに本当は7属13種類)だそうな。
今よりもかなり昔の話になるのだが、この本家本元のタイを同分類するか?ということが、魚類分類学の一大テーマだったそうな。
通常魚の分類は、特定の部位のうろこの数(主に側線)だったり、鰭(ヒレ)の形だったり、棘(キョク)の数・長さ、その他にもさまざまな方法が用いられているのだそうな。
その中で、1960年代に、それまでのタイ科魚類の分類に一石を投じ、さらに決定打にしてしまった分類法というのが、なんと歯だったのだそうである。
その分類方法を考え出し、発表したのが赤崎先生という方である。
はるかな昔、私がまだ学生だった頃、私の研究室の隣の研究室の教授が赤崎先生だったこともあり、タイ科の分類方法について成書になったものを読んだことがあったのだが、今ではすっかり忘れてしまった。というよりも、今回ちぬを釣るまで、そのようなことは忘れてしまっていた。
といって、思い出したからといって、その詳細は私の頭の中からはすっぱり消え去ってしまっているのだが、なにやら懐かしく思うのである。
皆様も、タイ科の魚を釣ったときも、じっくりと口の中を見てみてください。
そしてその堂々たる歯並びを見て、これがかつて世紀の大発見になったのだ、としみじみと思ってくださいな(笑)


Posted by Shimo at 11:28│Comments(0)
│雑記
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