尽きない物欲...(釣具じゃないけど...)

Shimo

2010年12月15日 12:32

年末である。
なにやら奇妙な疲労感と、精神的な倦怠感にとらわれて?ここ2週間釣りに行っていない。
そして、その間に『しがない』サラリーマンの心の支えであるボーナスが、無事に支給された。

心に...隙間?...虚無?...闇?...
があるときに、手元にお金ができると...
やることは一つである!?

半開きの眼で方々のネットショップ、オークションを見てまわり...
ほとんど手当たり次第にぽちぽちぽちぽち.....

頭の中には、様々な品物たちが、
「これあったらかっこいいよ」、「これ買っとくと便利だよね」、「これがないと始まらないでしょ」.....
と語りかけてくる...ような気がするだけ?

で、ぽちぽちぽちぽち.....ほちり続けて、ほとんどはそのとき限りで忘れてしまうのだが、
そのような状況でも、落ちるものは落ちるのである。

そして、今回新たに手を出し始めたのが、なぜか万年筆、である。
そして、色々と調べていくと、この万年筆という世界、どうやら、なにやら底知れぬくらい深い世界のようで...
とはいえ、手持ち資金にも限界、しかもかなり低いところに限界があるので、超高級品には当然のごとく
手出しできないのであるが、それでも、一体何本手があるねん?というほどに落ちていくのである。
このあたり、いつぞや昔に、とどまるところを知らないほどにロッドが増えていったときに似ているかもしれない(苦笑)

というわけで、それらの中でも最もリーズナブルな一本

少し古い ペリカンというドイツのメーカーの万年筆である。


ペリカンという社名のとおり、メーカーロゴはペリカン印であり、さらにクリップ部もペリカンくちばし型である。


そして、キャップのふち飾りに W GERMANY の刻印があることから、東西ドイツに分裂していた頃の物らしい。


ペン先は一応金色だが、色々と調べてみると、この中身は鉄で、表面のみ金色のものらしい。
つまり、もともとたいした価格のものではないようだ。

とはいえ、商品が届いてから、釣具同様に中と外を洗浄し、インクを入れて使ってみると...
これが中々いい気分である♪

まあ、万年筆を使用するのも久しぶりなのだが、いちいちまわさないとあけられないキャップ、
書いた後のインクが乾くまでの少しの時間など、単純な便利さだけであれば、近代ボールペンの方が
優れているのかもしれないが、

そんな自分に酔うことができるのも、万年筆の楽しみなのかもしれない(苦笑)



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