この週末は釣りに行かなかった。
そのせいで家でたっぷり時間があったので、自分のブログの見直しをしてみた。
その中で、昨年夏にも釣りに行かなかった時に、昔憧れたリールを今になってオークションで買ってみた旨を書いていた。
それから、お金はあまりないので止めればいいのに、ぼちぼちと他のリールも買っていたのである。
つまり、ネタだけはぼちぼちとたまっていたわけだ。
今週は釣りに行かず書くこともないので、久しぶりに続編ということで...
本日紹介するリールはABUのアンバサダーの5000番である。
先に紹介したミリオネアの5000番に憧れたころ、今より30年ほど前のことである。
そもそもその当時のルアーの本を読んで、ありふれた?スピニングリールではなくて、竿の上側につけるリールが猛烈に欲しくなった。
とはいえ、当時なりたての中学生だった私では、とてもベイトリールは買えず、まずはクローズドフェイスリールを購入した。
ところが、当然のことながらそれで満足、ということはなく、かといって先立つものもなく、ただただ釣りの本や雑誌、カタログを擦り切れるほど眺め回していた。
そんなとき、ベイトリールの中でも真紅に輝くまん丸リール、つまりアブのアンバサダーシリーズが目に止まっていた。
そして、近所の大型釣具店にも、当時の私には決して開かれることがなかった鍵付のショーケースに鎮座していたリールたちだった。
今覚えばその当時のアンバサダーの5000番といえば、山型からパーミングカップモデル、そして異型の1000,2000番なんかがあった頃である。
ただし、そのいずれもが天文学的な価格で、親の強力なバックアップでもない限り、子供たちの手に取れるものではなかった。
そこから、精一杯背伸びをすれば、何とか届きそうなミリオネアへと傾倒して行ったのだが...(笑)
つまり本音をいうと、ABUのリールたちは、憧れではあったけれどあまりに遠すぎてあまりピンときていなかったのである。
そのため、ABUのリールに関しては、何年の何とかいうモデルが欲しい!といった具体的な目標はなく、ただ漠然とABUとかかれていて、赤いの、黒いの、銀色のが欲しい程度だったのである(笑)
そして、オークションで気まぐれに入札していたら落ちてしまったのが写真のリールである(笑)
私は、上記のような理由からABUリールのことはあまり詳しくないのだけれど、それでもこのモデルは70年前後くらいのものではないだろうか?
つまり、私が子供の自分憧れたモデルよりは、ちょっと古すぎる気もするが、まあ赤くて丸いABUである。
私の手元に来てからはオーバーホールをしたのみで、未だ釣りには使ったことがないのだが、そのうちナマズ釣りにでも使ってみようと思う。
と、いいつつ、他にも使いたいリールだけが増えていき、しかし体は一つだし、これらのリールを使うような釣りからも遠ざかっている(苦笑)
いったいいつになることやら...