少々古いけれど...それでもよいもの...
先の週末...
土曜日は家にいた。
最近使っていなかったロッド、しかし調子自体は結構気に入っているのだが、ガイドが旧タイプのLSGのため、PEラインが使いにくいせいで使っていなかったロッド、のガイド交換をしていた。
ロッドは ダイワ グランビューX762UL。
少々古いロッドだが、ティップは繊細、バットはなかなか強いので、小さめのエギから、ちょっと軽めのテキサス+ワームまで、ここ最近ハマっている釣りにうまくマッチしそうである。
ガイドはPEといえば、のLDBガイド。もちろんチタン。 この秋、富士から新型ガイドが出て、一気に下火になりそうな予感はあるが、使い勝手がいいことには変わりないし、我が家に少々在庫もあるし...これを気にガイド交換となった。
古いロッドのガイドを交換すると、ロッドの調子が変わってびっくりすることがよくある。
特に古くて、重たいガイドがついているロッドの、ティップ部だけでもチタン小口径ガイドに変えると、いきなりしゃっきりアクションになって驚くことがある。
今回は残念ながらもともとチタンがついているので、劇的には変わらないだろう。
また、ガイドは小口径化したが、その分2個増量したので、さらに違いは少ないだろう。
さらに、グリップエンドにはもともと、結構しっかりとした、そして結構重そうなエンドキャップ?がついていたのだが、それも外し、ゴムコルクをくっつけて、コルクグリップと同径のすっきりした形にした。
もともとはシーバスロッドだけに、ロッドをとめてリーリングをするぶんにはエンドキャップも良いのだが、小さめのエギ、つまりしゃくりまで視野に入れると、少々使い勝手が悪い。
グリップよりも太いエンドキャップは、取り回し時にウデにひっかかることが多いし、軽めのエギを軽くしゃくるには、ロッドの重心がリール近くに集中している方がよいと思っていることから、交換は必須と考えた。
ただし、重心の位置に関しては、使用するエギのサイズによって変えたほうがよいのでは?という思いもあるので、一概には言えないけれど。
これらの作業を土曜日一日、いや、日曜日の明け方までかかって一気にやり遂げた。あとはコーティングを残すのみである。
思えば、現在私がルアー、エギングに使用しているロッドは、ほとんど?すべて?というくらい、何らかの形で私に手の入ったものである。
たいていはガイド交換であるが、モノによってはグリップエンドを詰めたりもしている。
特にエギングロッドは、市販エギングロッドの硬いティップが我慢できず、もっぱらシーバスロッド改(一部トラウトロッド改)を使っている。
エギをボトム付近でゆっくりと動かしているときに、これらのロッドのティップが”クイッ”と入り込むのは結構気持ちのよいものである(笑)
今回の改造ロッドも、主に2~2.5号のエギ、5g程度のシンカーを用いたロックフィッシュなどに活躍してくれるだろう。
まあ、自己改も楽しいのだが...時には最新のイジくる余地のないような高級ロッドも使ってみたいものである(苦笑)
いや、自分でブランクを設計する方が楽しいか...(笑)
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