引くに引けないときもある...?
先の週末は三連休だった。
しか~し、運悪く月曜日の朝一番で出張がはいってしまい、しかも月曜日の晩は午前様になる予定だった。
これがもう少し若い頃ならばお構いなしで遠くまで釣りに行ったことだろが、なんとなく気乗りせず、さりとて3日間も休みがあるのに釣りに行かないのも大きな罪悪感を感じたため、連休二日目の土曜日、最近また行きたい虫がうずき始めていた鯉釣りに行くことにした。
季節は春、週末にかけてすっかり春真っ盛りの陽気が続いていて、さらに金曜日の雨である。鯉さんたちは産卵期真っ盛りで激烈な釣れ具合になるだろうとの思い込みを持って、年末連敗を喫していた琵琶湖に行くことにした。
しか~し、待てど暮らせど音沙汰なしである。
結局日暮れまで粘るもアタリすらなし、で、またしても乾杯、いや完敗だった...
いつもならばここで”はぁ~”と大きなため息をつきつつ、帰り道に釣具屋さんによって散財して鬱憤晴らしするところなのだが
、この日は違った。
なにしろ3連休の中日、つまりまだ一日休みがあるのである。
そして、こうなったらなにがなんでも一匹つらな気がすまん、という気分になり、いつものホームの川に行くことにした。
ホームの川についたのがすでに夜の8時。当然真っ暗である。ただ、暖かな夜だったのが救いだった。
そして、釣り始めてほどなくして、いつものようにさお先が揺れるようなアタリが出始めた。
やっぱりここはいいな~、などと竿先を見つめていたのだが...いつまで経っても食い込まないのである。
そうこうしているうちに時間だけがどんどん過ぎて...しかもアタリだけは相変わらず続いていて...
あっという間の2時過ぎ、小さめにつけていたクワセが功を奏したのかようやく食い込んだ。
そして釣り上げたのが下の鯉=60cmである。
その後、さらに56cmを一匹追加して、納竿したのが朝4時だった。
釣れたことは満足だったのだが...疲れた。
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