先週一週間、巷ではシルバーウィークとやらだった。
私は、夏頃までその時期にそのような大型連休があるとはつゆ知らず、せいぜい3連休程度だろうから、また渋滞にうんざりしながらも南紀あたりにコロダイでも狙いに行こうか、と思っていたのだが...
8月の終わり頃に、ふと人と話をしていたところ、「9月の連休に休みを取って海外に行く♪」とのことだった。
?
そんなに休みを取れんるんかいな?ええな~...と思っていたところ...
2日の休みで9日連休になるという??? えっ!そうなの!?
そこで一瞬立ち止まって考えた... どこ行こう?...ナニ釣ろう?...
その頃のこのブログにも書かれているとおり、今のマイブームはロックフィッシュだったから...
一瞬チラッと鹿児島エギング?も考えたけれど、あくまで一瞬で、連休は中二日を休みにして大型連休にして、北方方面にロックフィッシュを釣りに行くことにした♪
北方方面といっても、どうせ行くなら!で、北海道遠征計画が立ち上がったのだった♪♪♪
早速フェリーを調べてみると、18日の金曜日の便は一杯だったものの、翌土曜日の便に空きがあり、さらに帰りもOKで、あっさりと、そして具体的に遠征計画が決定した。
なにしろ出発まで3週間である。
しかも、目的地には、息を呑むほどの超大物をゴリ巻でやっつけなければならない(?)
今まで近場で使っていたタックルでは持たないはず(??)である。
そこで、超大物もOKよロッドを作ることにした。
既製品でも十分良いものがあるんだろうが、何本か触ってみた感じでは、”少し違うかな?”と違和感を覚えていたし、さらに、”超大物”対応となると圧倒的にベイトリール用が多く、それも気に入らなかったため自分で作ることにした。
まあ、ロッド作りのことはまた後日。
結局、ロックフィッシュ用に硬と硬々、あとハードバット・ソリッドティップのメバルロッドの計三本も作り、さらに手持ちのバス用の固い竿のガイドを巻換えるという、非常にハードな作業をこなす羽目になってしまったのだが...
それと同時に、今回は満を持して、のつもりで、ここナチュラムさんで
バークレー ガルプ!アライブバルキーホッグ
うわさのガルプアライブの大きいジャータイプを8個(ホッグ大小5種、パルスワーム2種、ミノー1種)を注文・購入した。
さらに、今回のメインラインであるPE1.5号をリールに巻き込み、当然のごとく?た~っぷりと呉工業のシリコンスプレーを掛け捲り、その他のフックだのオモリ(あくまでもルアー用のシンカーではなく中どおしオモリである)をたっぷりと買い込み、さらにさらに、¥100均ショップで真っ赤なビーズを仕入れ、準備万端にしたはずだった...
が、ほとんど何の下情報もなしにいきなり北海道くんだりまで行って、何も釣れなかったらあまりにも悲しいではないか...
そこで、なんとなくではあったが、そのほかに投げ釣りの道具×2セット、鮭鱒類を狙うためのフライの道具(渓流から海カラフト?海鮭?)までを準備した。
そうそう、ちなみに私は北海道遠征は初めてではなく、今回で8回目!いずれも釣り目的である(苦笑)
特に、3年前の転職間の失業中には3週間ほどの遠征も行っており、来る日も来る日も釣り続けていたこともある(苦笑)
ただし、今までの遠征はいずれも淡水の鮭鱒類に限られており、海はいつも道具は持っていくものの、一度フライでカラフト鱒を釣った程度だったのである...
つまり、海メイン、ロックフィッシュメインが初めてというわけである。
そのようなわけで、車に一杯の夢?いや道具類を詰め込み、さらに多分結構寒い日もあるはずだから、ここ関西の冬装備の防寒着も詰め込み、さらに着替えやらなんやらも詰め込み、どうにかこうにか出発に至ったのは19日、つまり出航の日の夜7時半を過ぎた頃だった。
なんだろう?
今回の遠征は未だかつてないほどのワクワク感があった。
まるで、初めて北海道に行った時、確か今から15年前の20代後半だった気がする、そのときと同じほどワクワクする。
釣れないことがあるかも...などとたくさんの道具を詰め込んで来ていたが、実はそのようなことはまったく考えておらず、むしろ、”釣れないはずがない!”という思いだったのである(笑)
一体人間は、いくつになったらこのようなワクワク感を失ってしまうのだろう。
まあ、私は今40をいくつか超え、世間では十分分別と落ち着きを持たなければいけないとされる年代なのだが...
当分縁のない話のようである...